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「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)

ゴールデンウィーク中に読んだお勧め本です。

私がもしも進行がんになったら、たぶん延命治療や抗がん剤治療はしないだろうと常々思っていました。
なぜならそれまで元気に活動していた人が検診で癌が見つかり、余命宣告を受けて手術や抗がん剤治療をしたとたんに、どんどん衰弱して痩せ細り副作用に苦しみながら死んでいくのがあまりにも多いからです。

仮に余命宣告どおりの期間またはそれより長く生きられたとしても、抗がん剤の副作用で苦しみながらベッドの上で過ごすぐらいなら、それより短い人生になっても余計な治療をせず緩和ケア程度で活動的に余生を過ごしたいと思っています。
でも、そのほうが体力を消耗しない分、かえって余命宣告よりも長く生きられるんじゃないかというのが私の持論なのですが、同じ患者で治療を行った場合と何もしなかった場合との生存率を証明する方法がないのでどちらが正しいともいえません。しかし私が言いたかったことを本書では現役の医師が日本のがん治療の現状とともに気持ちよく語ってくれています。

別にすべての医師が悪意を持ってがん治療の標準治療を行っているわけではなく、なんとか患者の病気を良くしようと思って治療に当たられている医師が大半だとは思うので少々、言い過ぎかなという点はありますが、駄目元でとりあえず抗がん剤を処方されるという現実はあると思うので、患者も勉強するには良い本だと思います。



「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)
(2013/04/09)
近藤 誠

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